Tスピン入門:Tスピンダブルの基本形
Tスピンの判定条件と、Tスピンダブル(TSD)の受け口の形・作り方・入れ方を、盤面図で1手ずつ解説します。
Tスピンは、Tミノを回転ですき間にはめ込む技です。なかでも2ラインを同時に消すTスピンダブル(TSD)は、ミノ1個で4ライン消しを上回る点数と攻撃力が得られるため、中級者への入口になる技です。このページでは、TSDの形をひとつだけ、確実に作って入れられるようになることを目標にします。
判定のおさらい
Tスピンと判定される条件は2つです。
- Tミノを確定させる直前の操作が回転であること。
- Tミノの中心を囲む斜め4マスのうち、3マス以上が埋まっていること(壁と床も「埋まっている」に数えます)。
つまり、Tスピンの形とは「Tがちょうど収まり、しかも斜めが3か所ふさがっている場所」のことです。上から落とすだけでは入らないので、回転で入れることになります。
TSDの受け口は3つの部品でできている
- 下の段:1マスの凹み。Tの突起が入る場所です。
- 上の段:凹みを中心にした3マスの空き。Tの横棒が入る場所です。
- 屋根:3マスの空きの、片側の真上にある1マス。これが斜めの3か所目をふさぎます。
屋根の反対側は、Tを入れるための入口として空けておきます。下の2段は、Tが入る4マス以外すべて埋まっている必要があります。埋まっていない列があると、Tスピンにはなっても2ラインは消えません。
入れ方:縦にして落とし、底で1回まわす
屋根が左にある形(上の図)では、右回転を2回使います。1回目は空中で縦向きにする回転、2回目は底でもぐり込ませる回転です。屋根が右にある形では、左右が逆になるので左回転を2回使います。
大事なのは、底についてからまわすことです。空中で先に2回まわしてしまうと、Tは屋根の上に乗ってしまい、受け口に入りません。底でまわしてもぐり込んだら、ほかの操作をはさまずに、そのままハードドロップで確定させます。
屋根の作り方
屋根は「下に空白がある出っぱり」なので、ふつうに積んでいると自然にはできません。ミノの出っぱりを使って、わざと作ります。一番やさしいのは、壁際にJかLを縦に立てる方法です。
ほかにも、SやZの上段、横向きのLやJの端など、1マスだけ横に張り出す部分はすべて屋根に使えます。「凹みの隣に、1マス浮いた出っぱりを作る」と覚えてください。
よくある失敗
屋根がない
入口をふさいでしまう
凹みの真上にミノを置くと、Tが入れなくなります。受け口ができたら、Tが来るまでその列には何も置きません。 Tがすぐ来ないときは、ほかの列を平らに積んで待ちます。
下の段が埋まりきっていない
受け口を作ることに集中すると、離れた列に穴が残っていることがあります。Tを入れる前に、下の2段がすべて埋まっているかを確かめます。
Tミノを待つ
7-bagでは、Tは7個に1個しか来ません。受け口が完成したときにTが遠いと、待っている間に積み上がってしまいます。そこで、受け口を作る前にTが来たらホールドにしまっておきます。形ができた瞬間にホールドから出せば、待ち時間はありません。