ホールドでミノの順番を組み替える
ホールドを使うと、ミノが来る順番と置く順番を変えられます。パフェ積みで順番を組み替える考え方と、典型的なパターンを解説します。
ミノは決まった順番で出てきますが、置く順番はホールドで変えられます。パフェ積みでは「必要なミノは見えているのに、順番が合わない」という場面が何度も出てきます。このページでは、ホールドでどんな順番が作れて、どんな順番が作れないのかを整理します。ホールドの基本ルールは「ホールドの使い方」を先に読んでください。
ホールドでできるのは「1個を後回しにする」こと
ホールドは、今のミノを1個だけ脇に置いておく機能です。しまったミノは、あとで好きなタイミングで出せます。つまりホールドとは、1個のミノを好きなだけ後回しにする機能だと言えます。
この3個なら、置く順番は次の4通りが作れます。
| 置く順番 | やり方 |
|---|---|
| I → T → S | ホールドを使わない。 |
| I → S → T | Iを置く。Tをホールドし、Sを置く。Tを出して置く。 |
| T → I → S | Iをホールドし、Tを置く。Iを出して置く(Sがホールドに入る)。Sを出して置く。 |
| T → S → I | Iをホールドし、TとSを順に置く。最後にIを出して置く。 |
一方、Sから始まる順番(S → I → T と S → T → I)は作れません。Sにたどり着くには、IとTの両方を後回しにする必要があるからです。ホールドに入るのは1個だけです。
例1:先に置かないと入らないミノがある
この残しは、TとIで埋まります。ただし順番が決まっています。来る順番が I → T だとしましょう。 Iを先に置こうとしても、下の段へ入る道がありません。上から見えている空きは2マスぶんしかないからです。
このように、パフェ積みでは「このミノを置くと段が消えて、次のミノの入り口が開く」という順番の制約がよく出てきます。来る順番が逆なら、ホールドで入れ替えます。
では、来る順番が I → S → T だったらどうでしょう。Tは3番目です。Iをホールドすると次はSですが、Sはこの残しのどこにも入りません。 Sもホールドしたいところですが、ホールドはIで埋まっています。この順番ではパフェは不可能です。
例2:使わないミノをホールドに逃がす
来る順番が T → O → L だとします。Tはこの残しには使えません。こういうときは、Tをホールドに入れたまま最後まで出しません。 Tをホールドし、Oを置き、Lを置けばパーフェクトクリアです。
4段パフェは10個のミノで完成しますが、ホールドがあるので、実際には11個の中から10個を選んで使えます。1個だけ「使わない」と決められることは、成功率を大きく押し上げます。ただし逃がせるのは1個だけです。使えないミノが2個続けて来ると、片方は置くしかありません。
例3:あとで必要になるミノを、先にしまっておく
ホールドは「後回し」しかできないので、遠くにあるミノを手前に持ってくることはできません。その代わり、必要になりそうなミノを来たときにしまっておくことができます。
たとえば、残しを埋めるのにIが必要だと分かっているなら、Iが来た時点でホールドします。そのあとは、ほかのミノで残しの形を整え、Iの入る場所ができた瞬間にホールドから出します。 IやTのように「入る場所は限られるが、決め手になる」ミノは、この使い方に向いています。
手順の組み立て方
- 使うミノを決める。残りのマスを埋める組み合わせを考えます。使わないミノは1個までです。
- 置く順番の制約を確かめる。下になるミノ、段を消して入口を開けるミノは先に置く必要があります。
- 来る順番から作れるか確かめる。「最初に置けるのは先頭の2個のどちらか」を1手ずつ当てはめます。
ホールドにすでにミノが入っている場合は、それが列の先頭にもう1個あると考えれば、同じ方法で確かめられます。