平積みと段差の管理
穴を作らず、段差を1段までに保つ「平積み」の考え方を解説します。SとZの置き場所、縦穴の位置、置き場所に迷ったときの優先順位まで。
Tスピンやパフェ積みなどの技は、どれも「きれいに積めること」が前提になっています。きれいな積み方の基本が平積みです。盤面の表面をできるだけ平らに保ち、穴を作らずに積んでいきます。このページでは、平積みで意識することを「段差」と「穴」の2つに絞って解説します。
平らな盤面は、どのミノも受け止められる
次に来るミノを選ぶことはできません。だから「どのミノが来ても置ける場所がある」盤面が強い盤面です。表面が平らに近いほど、置ける場所の候補が増えます。
段差は1段まで
表面の高さの差を段差と呼びます。段差が1段なら、多くのミノがぴったり収まります。 2段になると収まるミノが減り、3段以上の溝はIミノでしか埋められません。
| 地形 | 穴を作らずに置けるミノ |
|---|---|
| 平ら | O・I・T・L・J |
| 1段の段差 | S・Z・T・L・J |
| 幅1・深さ2の溝 | L・J(縦向き)、I |
| 幅1・深さ3以上の溝 | I だけ |
SとZには「1段の段差」が必要
意外に思えるかもしれませんが、盤面が完全に平らだと困るミノがあります。SとZです。この2つは平らな地面に横向きで置くと、必ず片側の下に空白ができます。
つまり理想は「完全に平ら」ではなく、1段の段差が1〜2か所ある、ほぼ平らな盤面です。 SとZが来たときの置き場所を、いつもどこかに残しておくつもりで積みます。段差がないときは、SやZをホールドで後回しにして、別のミノで段差を作ってから置きます。
穴を作らない
上をブロックでふさがれた空白を穴と呼びます。穴のある段は、上のブロックを消すまで消せません。穴1つにつき、余計に1〜2段ぶんの手間がかかると考えてください。
置く前に「このミノの下に空白が残らないか」を確かめる習慣をつけます。ゴースト(落下位置の表示)を見れば、置いたあとの形が分かります。どうしても穴ができるときは、穴が1つで済む置き方、できるだけ端に近い置き方を選びます。
縦穴は端に1本だけ
4ライン消しを狙うときは、Iミノ用の縦穴を1本だけあけておきます。場所は左右どちらかの端がおすすめです。端なら、残りの9列をひと続きの平らな地面として使えます。中央に縦穴があると、地面が左右に分かれて段差の管理が難しくなります。組み立て方は「4ライン消しの積み方:縦穴を1本残してIで消す」で詳しく解説しています。
縦穴は必ず1本だけにします。2本あると、Iが2個来るまでどちらかが埋まりません。なお、パフェ積みを狙うときは縦穴をあけず、4段の中にすべてのミノを収める積み方になります。
置き場所に迷ったときの優先順位
- 穴ができない場所を選ぶ。
- 段差が2段以上にならない場所を選ぶ。
- 高いところより低いところに置く。
- SとZのための段差が残る置き方を選ぶ。
4つすべてを満たす場所がないときは、ホールドを使って別のミノを先に置けないか考えます。それでも駄目なら、番号の小さい条件を優先します。